
借金問題で法律事務所を探しているけれど、「ILI法律事務所って本当に信頼できるの?」と不安に感じていませんか。インターネットで検索すると様々な情報が出てきて、どれを信じれば良いのか分からなくなってしまいますよね。
特に、大切なお金の問題を任せるのですから、事務所の評判や対応、費用のことは事前にしっかりと把握しておきたいものです。この記事では、そうしたあなたの不安を解消するため、ILI法律事務所の口コミや評判を徹底的に調査し、メリット・デメリットから料金体系、さらには代表弁護士の懲戒処分といった気になる点まで、網羅的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたがILI法律事務所に相談すべきかどうか、きっと判断できるようになるでしょう。
【この記事でわかること】
- ILI法律事務所の評判と口コミ
- ILI法律事務所を利用するメリット
- ILI法律事務所を利用するデメリット
- ILI法律事務所の債務整理にかかる料金
- ILI法律事務所の基本情報・所属弁護士について
- ILI法律事務所に関してよくある質問
- ILI法律事務所の評判・口コミまとめ
ILI法律事務所の評判と口コミを詳しく解説


ILI法律事務所に債務整理を依頼しようか考えるとき、実際に利用した人の声はとても気になりますよね。法律事務所を選ぶ上で、評判や口コミは重要な判断材料の一つです。
ここでは、インターネット上で見られるILI法律事務所の良い口コミと、注意すべき悪い口コミの両方を紹介します。良い面と悪い面の両方を知ることで、より客観的に事務所を評価できるはずです。これから相談を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ILI法律事務所の良い口コミ・評判
正直、借金のことで毎日頭がいっぱいで、どこに相談していいかも分からず途方に暮れていました。ILI法律事務所に電話したら、本当にすぐに話を聞いてくれて、そのスピード感にまず安心しましたね。担当の方もすごく丁寧に話を聞いてくれて、私の状況をしっかり理解しようとしてくれたのが印象的でした。難しい手続きも分かりやすく説明してくれて、これからどうすればいいか具体的に見えてきたのが本当に良かったです。期待以上に親身になってもらえて、感謝しかありません。
【30代 女性】
詐欺被害に遭ってしまって、もう諦めかけていたんです。ダメ元でILI法律事務所に連絡してみたら、想像以上に真剣に対応してくれました。「難しい状況でも誠実に」って聞いていたけど、まさかここまでとは。一つ一つ、粘り強く交渉を進めてくれて、経過もちゃんと連絡くれるから不安なく任せられました。正直、もうお金は戻ってこないと思ってたので、結果が出た時は本当に感動しました。本当に頼りになる事務所だと心底思いました。
【50代 男性】
初めての債務整理で、すごく緊張しながら相談しました。でも、担当の方がとても親身になって話を聞いてくれて、私の話を遮らずに最後まで聞いてくれたのがありがたかったです。具体的な解決策もいくつか提示してくれて、メリット・デメリットを丁寧に説明してくれたので、安心して選ぶことができました。急な相談にもかかわらず、迅速に対応してもらえたのもポイントが高かったです。おかげで精神的にかなり楽になれました。本当に良い弁護士さんに巡り会えたと感謝しています。
【40代 主婦】
調査対象:ILI法律事務所の利用経験者
調査期間:2024年07月22日~2024年07月29日
調査方法:インターネットによるアンケート調査
ILI法律事務所の肯定的な評価の中には、相談時の対応の良さを評価する声が見られます。具体的には、「迅速に対応してもらえた」といった内容や、「親身になって話を聞いてくれた」という趣旨の口コミが存在します。借金で悩んでいる方にとって、スピーディーで丁寧な対応は非常に心強いものでしょう。
また、主に詐欺被害の返金交渉に関するものですが、難しい状況でも誠実に対応してくれるという意見もあります。債務整理を考えているけれど、どこに相談していいか分からない、という方にとって、こうした評判は相談への第一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。
ILI法律事務所の悪い口コミ・評判
一方で、ILI法律事務所には厳しい意見も存在するため注意が必要です。特に、「着手金を支払った後に連絡が少なくなる」「進捗状況が不透明で不安になる」といった声が複数見られます。依頼者としては、自分の状況がどうなっているのか分からないと、とても心配になりますよね。
また、「弁護士と直接話せず、事務員とのやり取りが中心だった」という不満も挙げられています。重要な問題を依頼するからには、やはり弁護士本人としっかりコミュニケーションを取りたいものです。これらの悪い評判は、主に詐欺被害回復の案件に関するものですが、事務所の基本的な対応方針がうかがえるため、債務整理を依頼する際にも慎重に検討すべき点と言えるでしょう。



ILI法律事務所を利用するメリット


ILI法律事務所について様々な評判がある中で、依頼を検討する上で知っておきたいメリットも存在します。特に、借金問題で悩む方が相談しやすい仕組みや、費用面での利点が挙げられます。
これから紹介する3つのメリットが、あなたの状況に合っているかどうかを確かめてみてください。事務所選びで後悔しないためにも、良い点をしっかりと把握しておくことが大切です。
借金減額シミュレーターが無料で使える
ILI法律事務所は、ウェブサイト上で無料の借金減額シミュレーターを提供しています。これは、いくつかの簡単な質問に答えるだけで、自分の借金がどれくらい減らせる可能性があるのかを手軽に診断できるツールです。
法律事務所に直接連絡するのは少し勇気がいる、と感じる方でも、このシミュレーターなら匿名で気軽に試すことができます。自分の状況を客観的に把握する第一歩として非常に役立ち、本格的な相談に進む前の判断材料になるでしょう。多くの事務所が宣伝の一環として無料で提供しているサービスであり、怪しいものではありません。
債務整理の料金が比較的安い
ILI法律事務所の債務整理に関する費用は、他の事務所と比較して比較的安価に設定されている可能性があります。例えば、任意整理の場合、着手金が1社あたり22,000円から、報酬金も22,000円からとなっています。借金で経済的に苦しい状況にある方にとって、弁護士費用を少しでも抑えられるのは大きなメリットです。
ただし、個人再生や自己破産の費用については公式サイトに記載がないため、これらの手続きを検討している場合は、事前の問い合わせが必須です。費用が安いという点は魅力的ですが、料金体系の全体像をしっかり確認してから依頼を決めることが重要になります。
メールや電話で相談が可能
ILI法律事務所では、事務所に直接行かなくても、メールや電話での相談が可能です。地方にお住まいの方や、仕事が忙しくて平日の日中に時間を取ることが難しい方にとって、これは非常に便利な点と言えるでしょう。
わざわざ事務所まで足を運ぶ必要がなく、自宅にいながら専門家のアドバイスを受けられます。特に借金問題はデリケートな悩みであり、家族に知られずに相談したいと考える方も少なくありません。いつでもどこからでも相談できる手軽さは、悩みを抱える多くの人にとって、解決への大きな一歩を踏み出す助けとなります。



ILI法律事務所を利用するデメリット


ILI法律事務所には相談しやすいメリットがある一方で、依頼する前に必ず知っておくべき重要なデメリットも存在します。特に、弁護士の信頼性や事務所の実績に関する点は、安心して任せられるかどうかを判断する上で非常に大きなポイントです。
これからお伝えする3つのデメリットをよく理解し、ご自身にとって許容できるものかどうかを慎重に考えてみてください。
所属弁護士が複数回の懲戒処分歴あり
ILI法律事務所を検討する上で最も注意すべき点は、代表である髙田康章弁護士が過去に複数回の懲戒処分を受けているという事実です。直近では2025年3月に、ロマンス詐欺の被害回復に関する誇大広告などを理由に、東京弁護士会から業務停止6ヶ月という重い処分を受けています。
それ以前にも、2022年に離婚事件の放置を理由に戒告処分を受けるなど、懲戒歴は一度ではありません。弁護士が懲戒処分を受けること自体が稀であり、複数回となると、その業務姿勢や信頼性について慎重に判断せざるを得ません。依頼者の案件を誠実に扱ってくれるかどうか、大きな不安要素と言えるでしょう。これらの処分については、日本弁護士連合会の懲戒制度に関するページや、有志が運営する弁護士懲戒処分検索センターなどで確認することができます。
債務整理の実績が不明瞭
ILI法律事務所は、公式サイトなどで詐欺被害の返金交渉や退職代行サービスを主に扱っていることを示唆しています。そのため、借金問題の解決策である債務整理(任意整理、自己破産、個人再生)に関する具体的な実績や経験が、調査した限りでは明確に確認できませんでした。
債務整理は、貸金業者との交渉や裁判所とのやり取りなど、専門的な知識と経験が成功を左右します。実績が不明瞭であるということは、債務整理の案件にどれだけ習熟しているかが分からず、依頼する側としては不安が残る点です。借金問題に特化している他の事務所と比べると、この点はデメリットと言えるでしょう。
事務所に関する情報が少ない
ILI法律事務所は、他の多くの法律事務所と比較して、事務所自体に関する公開情報が少ない傾向にあります。例えば、代表弁護士以外の所属弁護士の人数や経歴、事務所の設立からの沿革といった詳細な情報がウェブサイトなどでは見つけにくい状況です。
依頼者にとっては、どのような体制で自分の案件に対応してくれるのかが見えにくく、不安を感じる要因になり得ます。事務所の透明性は、信頼性を判断する上での一つの指標です。情報が限られている点は、依頼を検討する際に慎重になるべきポイントと言えるでしょう。



ILI法律事務所の債務整理にかかる料金


債務整理を依頼する際、弁護士費用がいくらかかるのかは、最も気になる点の一つではないでしょうか。特に経済的に厳しい状況では、費用の透明性が事務所選びの重要な判断材料になります。
ここでは、ILI法律事務所が公表している債務整理の料金体系を、手続きごとに詳しく解説します。ただし、公式サイトに記載がない費用については、直接問い合わせて確認する必要がある点にご注意ください。ご自身の状況と照らし合わせながら、費用感を把握するための参考にしてください。
任意整理を依頼した場合の費用
任意整理は、裁判所を通さずに貸金業者と直接交渉し、将来の利息カットや返済期間の延長を目指す手続きです。ILI法律事務所の任意整理に関する費用は、以下の通り設定されています。
他の事務所と比較しても、着手金が比較的安価な設定に見えるかもしれません。ただし、これはあくまで最低料金であり、借入先の数や状況によって変動する可能性があるため、正式に依頼する前に必ず総額の見積もりを確認することが大切です。
項目 | 費用 |
着手金 | 22,000円~(1社あたり) |
報酬金 | 22,000円~(1社あたり) |
減額報酬 | 公式サイトに記載なし |
個人再生の料金体系と目安
個人再生は、裁判所に申し立てて借金を大幅に減額してもらい、残りを原則3年から5年で分割返済していく手続きです。 住宅ローン特則を利用すれば、家を手放さずに手続きを進めることも可能です。
しかし、ILI法律事務所の公式サイトには、この個人再生に関する具体的な料金体系の記載が見当たりませんでした。個人再生は、任意整理や自己破産と比べて手続きが複雑で、弁護士費用も高額になる傾向があります。もしILI法律事務所で個人再生を検討する場合は、無料相談の際に、費用の総額や内訳、支払い方法について、必ず詳細に確認するようにしましょう。
自己破産に必要な料金の詳細
自己破産は、裁判所に返済不能であることを認めてもらい、原則として全ての借金の支払い義務を免除してもらう手続きです。 人生の再スタートを切るための最終的な手段と言えます。
この自己破産手続きに関しても、ILI法律事務所の公式サイトには費用に関する具体的な記載がありませんでした。一般的に自己破産には、弁護士費用とは別に、裁判所に納める実費(印紙代、予納金など)が必要となります。財産の状況によって手続きの種類(同時廃止事件/管財事件)が異なり、費用も大きく変動するため、依頼を考える際には、まず自身のケースでどれくらいの費用がかかるのか、明確な見積もりを出してもらうことが不可欠です。
過払い金請求にかかる費用について
過払い金請求は、貸金業者に払い過ぎた利息を取り戻す手続きです。ILI法律事務所では、過払い金請求についても相談を受け付けています。費用体系は成功報酬型が基本となっており、初期費用を抑えて依頼しやすい設定に見えます。
ただし、こちらも具体的な着手金の有無や、成功報酬の計算方法(返還額の何パーセントか)について、公式サイト上では詳細が不明瞭な部分があります。実際に過払い金がいくら戻ってくるのか、そこから差し引かれる費用はいくらになるのか、契約前にしっかりと確認することが後々のトラブルを防ぐために重要です。
項目 | 費用 |
相談料 | 無料 |
着手金 | 公式サイトに記載なし |
報酬金 | 返還額の22%~ |



ILI法律事務所の基本情報・所属弁護士について


実際に相談や依頼を検討する際には、事務所の基本的な情報を正確に知っておくことが大切です。どこにあって、どのような弁護士が在籍しているのかを把握することで、より安心して問い合わせをすることができます。
ここでは、ILI法律事務所の所在地やアクセス方法、そして代表を務める弁護士の経歴について、公表されている情報をもとにまとめました。相談へ進む前の最終確認として、ぜひご活用ください。
ILI法律事務所の住所やアクセス方法
ILI法律事務所の所在地や連絡先などの基本情報は以下の通りです。事務所へ直接訪問を検討している場合は、事前に確認しておくとスムーズです。
事務所名 | ILI法律事務所 |
所在地 | 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-20-13 Y’Sコーラルビル3階 |
電話番号 | 03-6823-4098 |
法人種類 | 弁護士法人 |
所属弁護士会 | 東京弁護士会 |
所属弁護士の経歴・実績
ILI法律事務所の代表は、髙田康章弁護士です。経歴を見ると、明治大学法学部を卒業後、早稲田大学大学院、明治大学法科大学院を経て2011年に弁護士登録をしています。都内の法律事務所での勤務を経て、2022年にILI法律事務所を開設しました。
一方で、実績の面では注意が必要です。前述の通り、髙田弁護士は過去に複数回の懲戒処分を受けています。2022年には離婚事件の放置を理由とする戒告処分、2025年には誇大広告などを理由とする業務停止6ヶ月の処分が下されています。これらの処分歴は、弁護士としての信頼性を判断する上で非常に重要な情報となります。



ILI法律事務所に関してよくある質問


ILI法律事務所への依頼を検討するにあたり、特に代表弁護士の懲戒処分の件など、様々な疑問や不安が浮かんでくることでしょう。大切な問題を任せる以上、少しでも懸念点は解消しておきたいものです。
ここでは、依頼を考える方が抱きがちな質問とその答えをまとめました。事務所の信頼性を判断する上で重要な情報ばかりですので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
依頼後に担当弁護士が業務停止になったらどうする?
万が一、依頼した弁護士が懲戒処分などで業務停止になった場合、その弁護士は依頼された業務を続けることができなくなります。そのため、進行中の案件は辞任せざるを得ません。依頼者としては、突然担当者がいなくなり、非常に不安な状況に置かれます。
このような場合、弁護士は依頼者に対して状況を説明し、預かっている金銭や書類を速やかに返還する義務があります。そして、依頼者は新たな弁護士を探し、再度委任契約を結び直す必要が出てくるでしょう。予期せぬ事態ではありますが、落ち着いて次の対応を考えることが重要です。
後任の弁護士が紹介された場合の対応は?
業務停止になった弁護士から、後任として別の弁護士を紹介されるケースがあります。その紹介を受け入れるかどうかは、完全に依頼者の自由です。紹介されたからといって、必ずしもその弁護士に依頼しなければならないわけではありません。
大切なのは、紹介された後任の弁護士が、本当に信頼できる人物かどうかを自分自身で見極めることです。改めて面談の機会を設け、事件に対する方針や人柄、費用について納得がいくまで説明を求めましょう。少しでも不安や疑問が残るようであれば、無理に契約せず、自分で別の弁護士を探すことをお勧めします。
代表弁護士の懲戒処分理由を詳しく知りたい
ILI法律事務所の代表、髙田康章弁護士は、直近では2025年3月に業務停止6ヶ月の懲戒処分を受けています。東京弁護士会によると、その理由は主に、ロマンス詐欺などの被害金について「他の弁護士より多く回収できる」といった誇大な広告を行ったことや、依頼者への報告を怠ったことなどが挙げられています。
さらに、髙田弁護士は2022年にも、依頼された離婚事件を放置したとして戒告処分を受けています。弁護士の使命は依頼者の権利を守ることであり、こうした懲戒処分の事実は、弁護士としての誠実さや業務への姿勢を判断する上で、極めて重要な情報と言えるでしょう。



ILI法律事務所の評判・口コミまとめ
この記事では、ILI法律事務所の口コミや評判、メリット・デメリット、そして料金体系について詳しく見てきました。良い口コミとしては、迅速で親身な対応を評価する声がある一方で、悪い口コミでは「着手金支払い後に連絡が滞る」といった不満や、代表弁護士の複数回にわたる懲戒処分という重大な懸念点が浮かび上がりました。
特に、詐欺被害回復を専門としながらも、その広告手法が問題視され業務停止処分を受けた事実は、事務所の信頼性を考える上で見過ごすことはできません。債務整理の実績が不明瞭な点も不安材料です。
無料の減額診断は便利ですが、実際に依頼するかどうかは、これらの情報を踏まえ、他の事務所とも比較検討した上で、ご自身の目で慎重に判断することが何よりも大切です。あなたの借金問題が、最も良い形で解決されることを心から願っています。



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